ウサギとカメは何を見ていたのか「長男」と話してみた。
人生100年時代に大切なスキルは「子育て」だと思っています(笑)。
時代は私の思いよりも早く移っています(ついていけない~)
今の子供たちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くとも言われています(私の生まれた頃はユーチューバーってなかったですしね)
時代に負けないようにたくましくなって欲しいと願い長男と
「ウサギとカメの話」をしました。
ある日の「ウサギとカメの話」
高校1年生の長男とのやりとりです。
私「ウサギとカメの話って知ってるよね~」
長男「・・・あ~、知ってるけど」
私「ウサギとカメって見ていたものが違うって知ってた?」
長男「・・・わからん」
私(よっしゃ~。ここから説教だ~)「カメはゴールを見てたんだよね。」
長男「そうだね」
私「ウサギは何を見てたの?」
長男「・・・ゴールじゃないの?」
私「そう?だってウサギって休憩したり、走ったりはどうやって決めてたの?」
長男「・・・(ウサギは)カメを見てたってこと?」
私「そうだね。これってね、昔話の話で終わったらもったいない話なんだけど
○○○(息子の名前)がテストの数日前に友達から『まだ、テスト勉強始めてないんだよね』って言われたら、ちょっと安心したりしない?」
長男「そういえば」
私「友達を見て勉強のスケジュールが遅くなるってことは、○○○(息子の名前)は、ウサギか?カメか?」
長男「ウサギだね」
私「そうだね。自分の目標を持つって大切だよ。友達が頑張っているとか、頑張っていないとか関係なく自分が決めたことをやり抜くって大切なこと」
長男「・・・」
また、ある日の「ウサギとカメの話」
私「もし、もう一回ウサギとカメが競争したらどっちが勝つと思う?」
長男「カメかな~」
私「どうして?(思わぬ答えに驚いた私)1回負けてるからウサギも油断しないでしょ?ウサギが勝つってことはないの?」
長男「1回油断した人はまた油断すると思う。そんなに人は変われない」
私「(お?人に置き換えてる。ちょっとわかってきたじゃない?)じゃ、ウサギは勝てないの?」
長男「3回目くらいかな?流石に2回負けたら真剣になるかな~」
私「なるほど。夏休みは毎年来るけど、高校1年生の夏休みは1回だよ。今年の反省は来年活かさないの?」
長男「高校3年生の夏休みは頑張るよ。受験生だしね」
私「なるほど。そんなに上手いこと人生生き延びれるかな~?あんた推薦狙ってなかった?」
長男「・・・」
ウサギと亀と・・・
昔話は私たちにいろんなことを教えてくれます。
もしカメが見ていたのがゴールではなくてウサギを見ていたら?(諦めてた?)
登場人物(動物)を増やしてみたら(カエルだったらカメの甲羅に乗る?。ライオンだったらウサギを食べちゃう?)物語に深みが増すでしょうか?(パロディーですね)
童話の解釈をいろいろ話すと個性がでますね。息子の解釈にもハッとさせられます。
いろんな人生があります。
ウサギになったりカメになったり、アリやキリギリスにだってなります。馬の物語もありますね。人生万事塞翁が馬ですね。