長女が不登校になったとき:⑥将来の夢は「マタギ」
人生100年時代に必要なスキルは「子供の心を理解する」ことだと信じている私です。
長女が不登校になったのは小学校6年生2学期でした。
詳しくはカテゴリー「不登校を経験した長女」をご覧下さい。
3学期には保健室登校ができるようになりました。
保健室には仲の良い友達が顔を出してくれることがあると言います。
担任の先生に学校での様子を聞いたり
自宅での様子を伝えることをしています。
そんなある日
先生から将来の夢について
長女が書いたものを見せてもらいました。
「マタギ」って書いてある。
何?マタギって
帰宅して夫は言いました。
「それは、狩りをする人のことじゃないの?」
「狩りってどういうもの?」
調べてみました。
「・・・?これが将来の夢?」
もしかしたら
長女は誰とも関わらずひっそりと暮らしたいと思っているのでしょうか?
これが女の子の夢なの?
小さい頃は
パン屋さんとか
お嫁さんとか
言っていたのに
それを考えると涙が出てきました。
長女の闇は深いようでした。
人と出会わず
人と関わらず
生きていく。
生きていけるか。
そんなことを考えているってこと?
どこでこんな言葉を知ったのだろう?
調べたの?
長女が考えているより人生は楽しいことも、驚きも、笑いも、希望もあることを伝えたい。
人と関わって
悪いことばかりじゃないって伝えたい。
それをどう伝えてよいのかわからずにいる私でした。
長女は今は専門学校に通っています。
少しずつ振り返ってきます。