「アルツハイマー病 真実と終焉」を読んでみました。
人生100年時代に必要なスキルは「良質な情報を手に入れる」ことだと信じている私です(笑)
地図を持たずに旅に出るとしたらどうでしょうか?
それはそれで楽しい?
もし、「健康」や「長寿」という旅に出るならどうでしょうか?
地図は必要かもしれません。
今回、紹介するのは「アルツハイマー病 真実と終焉」です。
この書籍の著者は「世界一受けたい授業」にも出たことで一躍有名になりました。
アルツハイマー病は「長寿」がリスクファクターになりますが
この著書では、単に長寿がリスクファクターではなく、生活習慣がリスクファクターになっていることや遺伝的要素について具体例を挙げています。
認知症は「怖い病気」
認知症は「治らない病気」
認知症は「わからない病気」
認知症になったら「最後」
そんな概念が崩れていきます。
まず「発症」する前に「無症状」で
数十年も進行しているという衝撃的な言葉がでます(私の脳が心配です)。
認知症は「初期」「中期」「後期」という言い方をしますが
この著者は症状が現れたときは「初期」は「末期」だと書いています。
こう書かれると「発症」することは悲劇かというと
「改善する方法」についても紹介がされています。
しかも、具体的な紹介が多いです(ここ、大事ですよね~)。
長寿社会になり認知症についての研究も進んでいると感じます。
あなたの認知症の概念をアップデートするには良書だと思います。
自分の身近な人が認知症になったら
あなたが認知症になることに不安があるなら
この本を手にすることで希望を感じるのではないでしょうか?
アルツハイマー病真実と終焉 “認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム [ デール・ブレデセン ]
人生100年時代に避けて通れない健康と病気について考えていきたいと思います。