長女が不登校になった時:⑧不登校の親が参加する研修会
人生100年時代に必要なスキルとは「前進すること」だと信じている私です。
長女は小学校6年生の2学期に不登校になりました。
詳しくはカテゴリー「不登校を経験した長女」をご覧下さい。
小学校6年生3学期です。
もうすぐ小学校生活が終わるころ
保健室登校と自宅にいる日を繰り返していました。
卒業までに教室には入れるのだろか?(そうしないと中学も心配になるし)
そんなある日研修会の案内をもらいました。
不登校の親が参加する研修会
学校から
不登校の親が参加する研修会の案内をもらいました。
へ~、こんな研修会があるんだ。
正直今まで気がつかない自分に唖然としました。そうですねよ。
悩んでいる人は全国に大勢いますよね。
夫にも見てもらいました。
事前に参加申し込みが必要でした(夫婦で申し込みをしました)。
車で1時間の場所でした。
長女を自宅に残して参加します。
研修会のスケジュールです。
私たちはこれまでどこに相談をしていいのかというと
子供が通う学校が中心でした。
適応指導教室は一時相談をしましたが長女が行かないと言ったのでその後は相談をしていませんでした。
不登校の子供たちが通う学校があるんだ。
不登校の生徒ばかりを専門に関わる先生たちの集団でした。
まさに、その方面のプロということですね。
そうか、こんなところに相談するのも一つの方法かも。
研修会の内容は私たちの知らない世界でいっぱいでした。
前のめりで聞き入った発表がありました。
不登校だったが今は不登校専門の高校で授業を受けている生徒の発表でした。
私たちの前で不登校になったいきさつ、不登校の頃の心理、今の高校で頑張っていることなどを話してくれました(勇気ある発表でした)。
きっかけってこんなものなの?っていうのもありました。例えば夏休みが終わってなんとなく、行きたくなくなったとか、風邪を引いて休んでそのまま行かなくなっとか。
事前に生徒に聞きたい質問を受けて下さり
先生がその中から選んで質問をしてくれました。
私の質問も取り上げられました。
とても緊張しているが頑張ってここで発表しているのだと伝わってきます。
前進している姿はまぶしく見えました。
最後に個別相談の時間がありました。
個別相談の時間は30分と決まっており
長女の経過を話したらほどんど終了時間でした。
中学までは義務教育ですが高校は休んでしまうと卒業はできません。
中学1年生でクラスになじめないとそのまま不登校が続く可能性があると聞きました。
研修会を終えて
長女の小学校卒業のことを考えてきましたが、その先のことを考える切っ掛けになりました。
参加して良かった。
でも
小学校卒業も
中学生になることも
不安を抱えることになりました。
重苦しい春が近づいてきます。
長女は今、専門学校に通っています。
少しずつ振り返ります。